いつか咲く日が来るでしょう。

2児のアラフォー母です。子育て、仕事など様々なことを書いてます。

一人家事育児により、気力、体力、ともにどん底状うつ態からの復活。元気になったので、書き残しておこうと思います。<第三章>

隠しきれない疲れが、そして1年に2回の肺炎と、1シーズンに2回のインフルエンザと。

次男を出産して、約一年ランナーズハイのような状態で、意外と二人目育児もこなせる~と思って過ごしていて、一年近く経つ頃、幼稚園のママ友に「顔色が悪い」とか「大丈夫?」などと声を掛けられることが多くなりました。「お疲れ様~」とか「こんにちは~」のあとにこの言葉。

 

幼稚園だし、ある程度はお化粧もしていくけれど、適当なお化粧では隠し切れない疲れが出ていたのでしょう。みんなに自然に言われることが多くなり、そんな自分にストレスを感じるように。でも本当に顔に疲れが出ていて、窓に映る自分の顔を見るのが嫌で嫌で。「どうして私だけ疲れ切っているのだろう。。」「ママ友たちはなんでこんに元気で、綺麗にしていられるのだろう。。私だってこんなはずじゃないのに。。」と体調と気持ちの歯車がどんどんずれていて行ってしまったように思います。

 

そんなある日、とあるエクササイズに誘われました。運動中は託児もできていいよ~と。運動かぁ、、その時はそんな体力私はありませんでした。なんとかしたいけれど、運動に行く気持ちと体力はその時無くなっていて、断りました。

 

その年の冬はインフルエンザに自分が2回罹るという弱りぶりで、1回は子供も全滅で自分が病院に行けないという緊急事態でした。

子供が次々とインフルに罹り自分も熱が上がり始めたので、間違いなく自分もだと思い、悪寒の最中で子供たちのタミフルを一包ずつもらうという苦肉の策で乗り切りました。

子供のお薬をたくさんはもらえないので、ウイルスが増えないうちに最小量の薬でやっつけられたらという気持ちで。

あとは抵抗力と免疫力を高める方法を調べて実行しました。フラフラの状態で家にあるトマトを食べ、水を飲みまくり、下腹部辺りを温め、主人も忙しくて病院に行けなかったので、自分が倒れては困る、本当に助けて~という思いでできることをやった結果、熱が下がり始めました。ウイルスに勝った~と自分のなかでちょっとした武勇伝です。

 

そのインフルエンザの年の前後は記憶があいまいですが、1年に2回の肺炎にも罹りました。その時は主人が病院に連れて行ってくれました。2回とも同じ病院へ行ったのですが、先生も不思議がっていました。「若い女性が3か月で2回も肺炎になるなんて信じられない。」「ご飯食べてる?」と。

 

 

運動をしてみようという気持ちに。

でもそのママ友は数か月後、また誘ってくれました。

最初に誘ってくれたのは寒い冬で、風邪ばかり引いているし気持ちも更に外に向かなかたのですが、二回目は春で、気持ちが少し違いました。

 

どうにかしないといけない、体力をつけたいと思ったので、2回目の誘いで始めてみることに。やると楽しくて楽しくて。ハマりました。元気なお母さんたちがおしゃれなスタイルでひしめき合って踊っていて。ダンスエクササイズで、筋トレやストレッチや様々なエクササイズの良いとこどりのような感じなのですが、かなりの運動強度です。インストラクターさんも素敵で。ローインパクトでもできるのですが、やるとついつい頑張ったり全力でやってしまいます。

 

そんな私はエクササイズに行った日は、毎回午後は使い物にならなくて、栄養ドリンクを飲んで体を動かすというダメっぷり。体力をつけたいのについている感覚があまりなくて。疲れが勝ってしまうという悪循環。でもエクササイズは楽しいし託児もあるし、疲れるけど行きたくてそんな状態でも2年くらい続けました。本当は続けたい気持ちもあるけれど、なかなか時間も取れなくなってきて、足が自然に遠のき一旦やめました。

 

その2年間は、朝起きてまず栄養ドリンクで目覚めさせる毎日だったし、体力がついたのかわからないしあまり鬱っぽい感じが改善された感じもしないのだけれど、それさえもなければきっと私は外に出ない人間になっていたと思います。動くエネルギーがなく。気持ちもなく。ママ友に誘ってもらって感謝でした。

 

 

引越しを機に更年期障害のような状態に。

途中、新居へ引越しがありました。その時はこれまでで経験したことがない、どうにも気持ちがコントロールできない状態になり、ひどく落ち込みました。

待ちに待った新居への引越しなのに、なぜって主人は荷ほどきを全くやらず全ての荷物整理は私任せ。

周りに聞いてもだいたい主人はやらないって言う人が多かったし、

忙しいから仕方ないか。主人も私がやったほうがうまくいくと思ったのかもしれない。と諦めせっせとやりました。

 

そして2歳半の子供もいて荷ほどきも進まない中、1か月後にお客様を呼びたいといわれたのです。

自分は全く手伝わないのに、小さい子がいて一か月で整理できる量ではないのはわかって欲しい。

その話を聞いて、もちろん反論しました。

「小さい子がいて思うように荷ほどきできないのに、もう少し待ってくれないかと。」それに対して主人は「目標があったほうが早く片付いていいでしょ」と。ビジネス的で悲しくなる回答。全く手伝わないのに、それはないでしょ。結局ひと箱も主人は片づけませんでした。

 

片付けが進むのは子供が寝た後の夜なので、夜な夜な頑張りやっと片付いて、あとはゆっくりインテリアとか増やしていけたらと思っていた時。また私の気持ちを狂わせる出来事が。

せっかく綺麗になった部屋、大きなメインの窓に、ある日次々と主人の趣味が置かれて飾られていったのです。片付けはやらないのに自分の好きなように飾りだすという。

無神経なのか、嫌がらせなのか。

この時期の自分はこの引越しが引き金となって、かなり狂っていました。更年期障害になったかのように毎日我慢せず子供にキレて当たり散らし、主人とは喧嘩。子供たちも泣いて怖がっていました。今考えると本当に情けないですが、コントロール不能でした。実際に生理周期も3週間くらいまで短くなりました。自分ではどうにもできなくて、市販薬の命の母やGABAXに頼りだしたのはこのころです。

 

 

新たなエクササイズに出会うことに。

不思議なことで、私はダメになるとエクササイズという救いの手を差し伸べてもらえるんです。運動してで楽しいけれど疲れてばかりで体力がつかない・・と感じていたある日、バランスボールに誘われたのでした。そこで体験してみると、なんだか良さそう。

前のエクササイズのようにドはまりする感じではないんだけれど、何か良さそうな感じを受けました。バランスボールエクササイズの効果を聞くと、私の改善したい部分とマッチングしていて、やった方がいいじゃない。と、何となくやることに。すると期待以上に効果が表れました。

・生理痛やPMSの改善

・イライラ、鬱々感の改善(市販の命の母やGABAXを飲まなくても平気。)

・姿勢が良くなった。

・風邪をひかなくなった。

・栄養ドリンクを飲まなくても動ける。

・いくら寝ても疲れが抜けなかったけれど、朝スッキリ起きて朝活できる。

・気持ちが外に向いてきた。元気になった。

など軽く挙げてもこんなに大きな変化がでてきました。本当に不思議です。

 

いくら寝ても朝起きれない、栄養ドリンクがないと目が覚めないのは正直貧血のせいだと思っていました。元々貧血が強かったのでそのせいだと。

でも貧血を治さずして、この改善ぶり。これで貧血を改善出来たら、私は日常がどんなに楽しく楽に過ごせるのだろうとワクワクします。

 

運動強度は高く無くて、運動後もさほど疲れはなくスッキリとしていて、元気に活動できるけれど、体の中の方はジワジワと筋肉痛になっている感じです。でも家事育児に影響が出る疲れではありません。

 

体の中から変わっていく感じがするのです。

 

何と言っても、GABAXや命の母、栄養ドリンクに頼っていた毎日から抜け出せたこと。

風邪をひかなくなったこと、更に誰から見ても元気がなく、うつうつ状態の私が、今は仕事をしたいとか、何か始め出ようとしている。

あれこれやりたいことが出てきたり、子供を連れてイベントに出かけようとか今までは思いもしなかったこと。子育てを楽しむってこういうことだったのかと、今になってわかってきました。下の子はもう3歳になって、子育ても7年目だけれど。バランスボールもっと早く出会いたかったです。 簡単な運動なのに。

 

一人家事育児は本当に危険です。

おかげで、ホルモンバランス、自律神経、狂いまくっているどん底の状況で死にそうだった私は奇跡の復活をして元気になりました。

こうして書いていると、頭の中が整理できてくるのか、すべては大したことがないことだったのかなぁと感じたりもします。ただ自分が不器用で弱かったのかなぁと思ったり。

 

でもポイントはもう一つ、一人で家事育児ということです。あまり文章には出てこなかったけれど、代わりになってくれるパパでもいいし、おじいちゃんおばあちゃんでもいいし、大変な時だけでも代わってくれる人がいなかったということ。そんな状況で子育てしている人も少なからずいると思います。私は無認可保育園とか全く頭になく、自分を殺して子育てしてきました。今やるべきことは子育てだと。自分は二の次三の次。

そのうちダメになります。すべてのやる気がなくなります。着たい服もない。聞きたい音楽もない。見たいテレビもない。自分のやりたいことを諦めているうちに、本当に自分がなくなってしまいました。私はまだ回復したい気持ちもあったし、育児放棄には至らなかったのですが、疲れて育児放棄してしまう親の気持ちも理解はできます。

 

そうなる前に、無認可保育園に預けるとか、多少お金をかけてでも自分を守るべきだったなと思いました。美容室に行くとかリフレッシュのために何千円もかけて子供をみてもらう罪悪感のようなものがあったりして、上手く利用できなかったけれど、ダメになってから思いました。そして嬉しいことに、最近近所に保育園が増えてきました。企業主導型保育事業保育園というものです。母がダメになるような子育ては子供にも良くないはず。誰に何を言われようが、育児本に何と書かれていようが、その人その家庭に合った子育て方法があるはずです。おばあちゃん方に昔の育児と比べられようが、誰かの協力がないと難しい現代の育児だと思います。

 

そして一番身近にいるパパの協力。お風呂に入れてくれるだけでもいい。おむつをかえてくれるだけでもいい。子供を抱っこしてくれるだけでもいい。体調が悪いときだけでも。本当は一番頼りにしたい身近なパートナーを、頼ることができないママもいると思います。子育て世代と働き盛りは同じ時期だし。現に主人もお仕事が忙しすぎて、頼れません。そんなお仕事環境ならば、ワンオペ育児をお金で解決できる手当や報酬もほしいものです。

 

子育てもまだまだこれからですが、この数年間は正直もう戻りたくない数年間。厄年と重なっていたけどそれもあるかな??女性は37歳頃体調や体力がガクッと下がると聞いたこともあります。それもちょうど通過していました(笑)

子供たちの幼少期と重なってしまって、一番かわいい時期に、正直「子育てが楽しい~」なんて言えなかったけれど、この嫌な記憶は思い出として後で笑えたらいいかな。もちろん子供は可愛いし。これからはハッピーな気持ちでいられるように、笑顔を大事にしていきたいと思います。復活。

 

 

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