袴の着付け
袴の着付けを練習してます
ヘアメイクのお仕事をしていますが、現場でよく一緒になるのが着付け師さんです。そのうち勉強したいと思いながら今日までやってきて、最近やっと習い始めました。
着物も奥深いので、突き詰めればとことんできると思うのですが、私の場合は普通にスタンダードな着付けが出来るところまでを目標にしました。これから花嫁や師範まで突き詰める気持ちは更々なく。。基本ヘアメイクが本業で着付けも手伝えます。と言えるように。
で、まずは自装から始めて、最近、他装を教えてもらい始め、袴から始まりました。
一度アイモデルで教えてもらい、家でも練習できるように、先生がトルソーを貸してくださいました。
我が家にやってきたトルソー。夜に見たらビクッとしそうです。
復習がてらブログに書いて行こうと思います。
1、補正、下着、の準備
※このトルソーの設定を一番低くしてあるのですが(たぶん小学校卒業くらいの身長)、私が持っているもの全てが、身長167センチの私サイズなので、調整しても上げ切れていません。
小学生の場合は袴の中の着物が立ち座りで袴の下から見えないように、更に少し短くするため、肌襦袢をひざ下くらいにして着ます。
補正も私はまだ胴の補正しか教えてもらっていませんが、小学生は胸?肩?の補正は要らないようです。
2、長襦袢を着ます
※無知な私が用意した白い襦袢は、婚礼などの礼装用だそうです。練習なので使っていますがご了承ください。
長襦袢も着物から裾がはみ出ないように、おはしょりを出して長さを調節して仮紐で結び、背中、襟元、おはしょり、など綺麗に整えて伊達締めで押さえます。
袴の場合、特に小学生や小さい子の場合は襟をあまり抜きません。
3、着物を着ます
背中心を合わせて、クリップでとめて、衽の端を体に合わせてから着ていきます。
袴から見えないように短くあげて着つけますが、足元がブーツの場合は更に少し短く着た方がバランスが良いそうです。
おはしょりを出して襟を合わせて仮紐でとめます。背中は綺麗にして両サイドにタックを取ります。襟元、おはしょりも綺麗にしたら、伊達締めで押さえます。衣紋は抜かず着つけます。半襟は小さい子は出す幅が狭いほうがバランスが良いそうです。
4、帯を巻きます
(写真は少し大きいかもしれません。)20センチ幅くらいで文庫結びにします。
5、袴を着せる
帯から2センチくらい下げて、袴の前側の中心を合わせ、前から後ろにピタッとずれないように紐を回します。
リボン結びの帯の上でしっかりと引きながらクロスさせて、また前へ回します。
前へ持ってきたら、体の右側に寄せて左上にして重ねます。下になっている紐を折り上げて左から、上になっている紐を右から回して、また後ろへしっかりと引きながら回します。リボン結びの下でしっかり引いてから、ほどけないように二回くぐらせて蝶結びにします。
袴の後ろ側を、リボンの上に背中の中心を合わせて背側についているヘラを帯に挟みます。背中にピタッと沿わせて前へ紐を回します。前でも緩まないように引きながら、右前で蝶結びをします。リボンの垂れている片方長いほうを後ろからもう一度くぐらせて、結び目を隠します。
後ろはこんな感じです。(しつけがついたままです。)
初めにも書きましたが、大人用の着物と袴なので、床ぎりぎりの長さになってしまいました。帯を締める前に、袴の長さを確認してから帯を締めた方がよさそうです。
まだ1回目なので、練習たくさんして、また書きたいと思います。