いつか咲く日が来るでしょう。

2児のアラフォー母です。子育て、仕事など様々なことを書いてます。

一人家事育児により、気力、体力、ともにどん底うつ状態からの復活。元気になったので、書き残しておこうと思います。<第一章>

私の自律神経はこういうことから崩れ始めていた気がします。

衝撃的な初期流産。

もう4年も前の出来事です。今は元気になってきたので、書き留めておこうと思います。

長男は無事に出産でき、1歳半頃から二人目を考えはじめ、なかなかできずに2歳半ごろで二人目妊娠したのですが、残念ながらその子は流産してしまいました。心拍が確認できたあとの初期流産でした。色々調べて、珍しくないことらしいし、くよくよしないようにしていました。

心拍が確認できた後、次の検診までの間喜び半分、悪い予感も半分ありでしたが、次の検診ではすでに心拍確認できなくなっていて、念のためもう一週間後に診てもらっても変わらず、初期流産で、掻把手術の日程が組まれました。

病院が混んでいて、日程がとれず少し間が空きましたが、適切な範囲で組まれていたとは思います。予定の日までは何とも言えない気持ちで過ごしていました。上の子がいたので少しは紛れましたが、まだお腹にいるのに悲しい気持ちでいっぱいで。

 

掻把手術の予定日まで待てずに。。

私の中ではおそらくその子は女の子。

その年のGWは寒くて、GWをはさんでの検診でそんなことになってしまったので、防寒が甘かったかな、、大事にできなかったのかなぁ。と考えたりもしました。

大部分が染色体異常によるものだそうですが、自分を責めたり悔んだり。

複雑な気持ちで予定日を待っていたのですが、あと数日でお別れのある夜、寝る準備で長男と布団をひいていた時のことです。

「パン!」と音がして、大量出血。

あの音は体内に響いただけなのかなぁ、周りにも聞こえる音の感覚でした。

予定日まで日にちが長かったので、万が一のためにナプキンはつけていました。

あふれるほどの大量出血。止まらない。

そしてトイレで私の目に飛び込んできたのは、ナプキンの上に残っていた我が子。でした。

小さくて、3センチくらいの白い。

目も鼻も、手も足もある。

衝撃的すぎて今でも鮮明に覚えています。

今でも思い出すと涙が出ます。

 

 

母は強し。子供は宝です。

血も止まらないし、長男の産後に産院からもらって残っていた大きいナプキンを思い出して、それでも足りない出血。

でも、当時2歳8か月の長男に、

「ママは赤ちゃんが出てきてしまったから、一緒に病院に来てくれる?」

と聞くと、もう寝る準備中だった長男は、

「うん、行こう」と。

二人とも冷静でした。2歳8か月の長男がとても心強くて。居てくれてよかったとすごく思いました。

そして病院とパパに連絡し、赤ちゃんを袋に入れて、長男とタクシーで病院へ行きました。

血があふれるので、ズボンの上から更にバスタオルで何重にも巻いて。

タクシーから降りると、もうフラフラで歩くのに必死でした。

 

掻き出されないで、最後にママに会うために出てきてくれたんだと。。

病院へ着くと、パパも到着していて、そのまま胎盤などの残りの妊娠物質を掻き出すために診察台へ。

旦那に長男をバトンタッチし一人でその痛みに耐えていると。本当に辛くて。

胎盤などを掻き出す作業は麻酔もしないし容赦がなく。

産む痛みは喜びにつながるけれど、流産後のそれは辛すぎました。

我を忘れて「なんで~やだ~痛い~痛い~」と叫んで泣いていました。出産のときでも叫ばなかったのに。

そのあとは落ち着いたら様々説明を受けて帰宅となりました。

その時に我が子もまた見せてもらいました。検体に出して異常がなかったか調べると、説明を受けました。

自宅で、亡くなっているとわかっていたけど、赤ちゃんが出てきたときは、ショックと悲しさの中にも、「可愛い~可愛い~」とトイレで泣き崩れたことも覚えています。

今考えると異常かな。でもそれがその時の感情でした。

きっと掻き出される前に、ママの前に会いに出てきてくれたんだね。と、

会えてよかったと今も思ってます。

 

 

それでも休まず前に進まないといけない母

そんなことがあっても、私の代わりはいないから、のんびりはできません。翌日からも長男とまたいつも通りの生活が始まりました。何事もなかったかのように。

あまり考えこまないように、外に出てひたすら長男と公園遊びしたなぁ。ひたすら。

私も私で、珍しくないことだし、こんなことでクヨクヨできない。

もっと大変な悲しい思いをしている人もいるし、笑顔で頑張らないと。

と言い聞かせて、毎日、何事もなかったかのように。

甘えたら弱い人間と思われそうで。

皆色々抱えているんだと思うと誰にも言えないし。

でも、女性って話すことで気持ちが浄化されていくらしい。

 

良くないニュースは他人に話す必要がないって思ってしまうんですよね。デリケートな話だし。みんなそうだから話すと初期流産の経験者ってたくさんいて、「私もあるよ~」って人たくさんいます。女性ってたくましい。もし自分にそういう体験を話してくれる人がいたら、親身になって聞いてあげます。

 

初期流産っていっても立派に妊娠していて、体にもかなりの変化があったり、負担がかかっていたり。元に戻るまでは何か月かかかるんです。産後と同じように、できる限り休養してほしいです。でもなかなか休養できない人も多い現実。私も含めて。

 

きっとこんなことから私の自律神経が乱れ始めたのかなぁと。今になって思います。

<第二章につづく→>

 

 

 

 

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