子供の虫嫌いについて
先週の話ですが。ちょうど私のバランスボールの試験の前日のことです。
普段、遅くても15:00には帰ってくる小学一年生の長男が、15:30になっても帰ってこないので、心配になりました。翌日の試験で緊張していた気持ちが、息子が帰ってこないので、この時ばかりは緊張も忘れていたような。。
ママ友に連絡して、「遅いから学校に連絡入れてもいいよね・・?」など、一応聞いてみて。学校の先生も大変ですし、なんでもかんでも学校に連絡してたら問題なので、周りの意見を聞いてみたら「通学路見てみたら?」と。
そうだよね、まだ明るいし一応見てくると玄関に向かうと玄関ドアの明り取りのガラスから、一年生のランドセルの黄色いカバーが透けて見えました。
「え、なんで?インターホン壊れてた?」でもとりあえず居たからホッとして、急いでドアを開けると、大泣きしてしていた息子。
おそらく40分くらいドアの前にいたようです。
ひとまず抱きしめて「どうしたの?」と聞くと。
理由は・・
インターホンを指さす息子。
インターホンの前に緑のクモがいたのでした。直径1センチくらい。
「ん~・・」「それだけ?」
複雑な心境でした。
ただでさえ試験の緊張でいっぱいだったのに、帰ってこなくて心配になり、更に玄関の前にいてちょっとホッとしたけれど、理由が理由だけに、ちょっぴり拍子抜けというか、気が抜けたというか・・加えて小さなクモ一匹にこんなに怯える息子にがっかりしつつ、「なんで~」という怒りも少し。
なんとも言えないぐちゃぐちゃな気持ちになりました。
とりあえず、なんとか対処できるように、木の棒を探してヒョイっとよけてみるとか、何か長い草や前に咲いているタンポポの茎とかでエイッとやって、さっと押すとか、クモと戦う方法を教えました。
一人で出歩くようになったので、これまで親が対処してきたことで自分では対処できないままでいた息子。育て方のせいもあるのかな・・。と少し責任を感じつつも、今回のことに限らず、自分で考えて打開策を見いだせるようになってほしいなと思います。
こんなことがあってから、数日後。
帰ってきた息子はピンポーンとインターホンを鳴らし、「お帰り」と出ると、「ママ早く開けて」とまた半べそをかいた息子が。
急いでいくと、玄関に倒れこむように入ってきて泣いていました。
怪しい人にでも追いかけられたのかと思って心配でしたが、聞くと
「蜂に追いかけられた~」と泣きました。
安心しつつも、がっかり・・。
そんな日が今3日続いています。
ここ3日毎日玄関に半べそで倒れこんできます。
4日前くらいには、夜中何度も怖い夢をみて起きていた息子。
蜂のお化けが襲ってきて刺される夢だそうです。
かなり蜂に怯えている様子。
確かに近所を最近飛んでいる蜂がとても大きくて、4~5センチありそうな、丸々と大きくてとゴロっとした大きい蜂で、確かに危ないし怖いです。
蜂は逃げた方がいいので、蜂の対処法も教えました。
長男は幼児期も毎日のように公園に行き、外遊びを推奨して育て、決してインドアに過ごさせたわけではないのですが、虫は苦手です。性格なのでしょう。これでも幼稚園で少し慣れた部分はあります。
次男はあまり遊びに連れて行けず、最近温かくなってきて近所の公園に連れだしたところ、アリに怯えて5分も経たずに帰宅になりました。。
アリを怖がっていたら生きていけません。さらに心配な次男です。
息子たちは暖かい地域に住んだらどうなることでしょう。涼しくて寒く、虫の少ない北海道に生まれて良かったね~と言ってあげたいと思います。